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インタビュー

2016.05.31. UPDATE

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 / マイクロソフト ディベロップメント株式会社

「働く」にまつわる
自分の仮説を社会人との
対話を重ね検証しよう

インターンシップの目的は、仕事内容を知るだけに限らない。実際に働く現場に触れることで、各社特有の働き方や文化も見えてくるはずだ。ここでは、働き方の多様性を実現している企業同士の対談を通じて、インターンシップに参加する目的を再定義する。

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 /  マイクロソフト ディベロップメント株式会社

石本夏美さん

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社

マネジャー

石本夏美さん


米コロンビア大学大学院を修了後、2003年にデロイト本社のグローバルHRに入社。コンサルティング部門を経て、09年に日本支社へ転籍。現在はマネジャーとして活躍する2児の母

藤原淳子さん

マイクロソフト ディベロップメント株式会社

Office開発統括部 マネージャー

藤原淳子さん


立命館大学を卒業。外資系SIerを経て、2000年に現在の会社へ転職。サーバー製品のテストエンジニアとしてキャリアを積み、13年にデベロップメントチーム初の日本人女性マネジャーに着任

藤原 私が大学を卒業した1997年ごろは、今のようにインターンシップに参加する機会が多くはなかったので、今日は当社で「学生を受け入れる側」としてお話しますね。私は父親の影響で小さいころから「プログラミングで世界を変えたい」という夢を持っていて、大学も電気電子工学科へ進んだのですが、仕事のイロハは就職してプログラマーになってから学びました。石本さんは、インターン参加の経験がおありですか?

石本 ええ。私はコロンビア大学大学院の修士1年の夏に、デロイトのニューヨーク本社でサマーインターンに参加しました。USではインターンシップに参加するのが一般的でしたから。当時、院で研究していたグローバルラーニングについて、実践しながら学べる環境が魅力でした。仕事も普通に任されていましたね。

藤原 結果としてそのまま正社員になったとのことですが、当時から今に至るようなキャリアを思い描けていました?

石本 インターンに参加する時点で、「こういう仕事であれば楽しいだろう」という自分なりの仮説は持っていました。でも、実際に楽しいかどうかはやってみなければ分からないですよね。だから「まずはやってみよう」という気持ちだったと思います。入社後、コンサルティングのチームに転籍してからはたくさんのプロジェクトを経験してきたので、必ずしもやりたい仕事だけをやってきたわけではありません。ただ、さまざまな仕事を経験していくうちに、次第にやりたいことが明確になり、今では学生時代の関心と非常に近いデザインシンキングの仕事に携われています。

藤原 まずやってみるって、とても大切ですよね。

石本 インターンも同じで、結果として「これだ」というものが見つかればもちろん最高ですが、逆に向いていない仕事だったとしても、それが発見できただけでも成果と言えると思います。

デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 /  マイクロソフト ディベロップメント株式会社 デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 /  マイクロソフト ディベロップメント株式会社

社会人と接することでしか
分からないことがある

石本 藤原さんは御社で初の女性マネジャーだそうですが、もともとマネジャーになりたかったんですか?

藤原 いいえ、プログラマーはコードを書いてなんぼだと思っていたタイプだったので。心変わりしたきっかけの一つは、ロールモデルとなる女性と出会えたからです。2011年にUSから来た女性マネジャーにいろいろと教わり、13年に私自身がUSのチームに転籍した際には、マネジャーの半分が女性であることと、マネジャーであっても業務のかなりの割合をコーディングに充てていたことに驚かされました。私はそこで、オフィスの女性マネジャー全員にインタビューをしたんです。「マネジャーの仕事のやりがいは何ですか?」って。

石本 すごいですね。

藤原 そうやっていろいろな人の話を聞く中で、「世界を変える」という夢を実現するためマネジャーになることが、いかにメリットが大きいことかを具体的に知ることができました。

石本 女性が長く働いていく上で、ロールモデルは大切な存在ですよね。先輩がたくさんいる職場だったのが、藤原さんのキャリアにも変化をもたらしたわけですし。

藤原 そうですね。私が思うに、学生はそういうロールモデルを探すためにインターンシップを活用するのもアリなんじゃないかと。

石本 私もそう思います。実は私は、大学院に進む前にある日本の大手商社に就職して、1年で辞めているんです。就職前、USの大学に通っていたこともあって、入社後にカルチャーショックを受けてしまって。

藤原 会社の風土や、社会人に求められるマインドセットなども、大学で学んでいるだけでは分からないことですよね。

知りたいことがあるのなら
自分からアクションを

石本 先ほど、藤原さんが先輩女性マネジャーにインタビューをして回ったとお話していたように、ポイントは、知りたいことがあったら自分から聞きに行くことだと思うんです。もしインターン先の担当メンターが目当ての人でなかったとしても、そういう人を紹介してもらえばいい。

藤原 メンターの役割には、参加している学生のネットワークを広げてあげるということも含まれていますから、女性のロールモデルが知りたいと言われれば女子会だって開きます。ただし、その人が自分から動かないことには何も始まらない。

石本 そのためにも、ある程度の自己分析は必要。自分なりに仮説を持って参加しないと行動にはつながりません。やりたいことがある人はもちろん、持っていない人こそ、仮説ベースでインターンに参加してみて、それを検証していくことが大切になると思います。

藤原 人と話す中で気付くことってたくさんありますしね。私自身もそうでしたから。

私たちが考える仕事を知るための3つのこと

自己分析をした上で仮説ベースでトライせよ
せっかくインターンシップに参加しても、自分からアクションを起こさなければ実りは得られません。ある程度自己分析をした上で、自分の適性ややりたいことについて仮説を持って臨むことが、自発的な姿勢を生むはずです
社会人からの意見は貴重。真摯に耳を傾けること
普段接することのできない社会人の目線から受けるアドバイスは貴重です。なるべく多くの人からフィードバックを得られるよう自分から働き掛けること。自分でも気付けなかった指摘は真摯に受け止める必要があります
向き不向きを知るのも成果。結果を期待し過ぎず臨もう
インターンで「これだ」という仕事と出会えれば最高のパターンですが、その仕事が向いていないということが分かるだけでも十分な成果です。多くの大人に会いながら、自己分析をする良い機会だと思って臨みましょう

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