インタビュー

2017.03.10. UPDATE

株式会社 資生堂

世界で勝負する企業を支える経営管理には
先見性と緻密さが不可欠だと知った

池本哲也さん

経営管理部
経営管理基盤グループ

池本哲也さん (30歳)

2009年、神戸大学経営学部卒業。卒業後は大手金融の営業として活躍。証券アナリスト資格を取得する中でファイナンス分野への興味が沸き、12年に資生堂へ入社。販売子会社の管理統括部からキャリアをスタートし、本社の財務部へ異動した後、現在は経営管理部で活躍中

世界第5位の売上規模を誇る化粧品メーカー、資生堂グループ。SHISEIDO、クレ・ド・ポー ボーテなどの商品は世界120ヵ国で展開されている。
近年は、中長期戦略「VISION2020」を策定し、2020年までに1兆円企業になるべく、グローバル規模で経営基盤の改革に取り組み、躍進している。
そんな同社の経営管理部で活躍する池本哲也さんは入社当時をこう振り返る。
「大学時代に学んだ経済学の知見を本職にし、専門性を深めたい。中でも、世界を股にかけ勝負している企業でこそ、成長のチャンスがあると思ったんです」
どこか守りの印象が強かった経理財務のイメージが入社後、管理会計に携わり一変。論理的かつ圧倒的な速さと精度が求められる仕事だと知ることとなる。
「特に、今いる経営管理部では、欧州、米州、中国等、各リージョンから寄せられる売上見込や実績をグループ全体の数字として集約および全体統括をしています。約20名ほどいる各国のリージョン担当と共に現況や期末の見込、数年先の事業計画を、どのブランドで、どんな方針で達成させる計画かなどを海外現地と調整し、策定していきます」
池本さんが扱う数字がCEOやCFOはじめ、会社全体の意思決定に影響するため、まさに経営計画達成に向けた舵取り役を担っていると言える。忙しい毎日の中、池本さんは扱う数字の大きさ、責任の重さを痛感することとなる。それがある決算期における為替の見通し業務だ。

グローバルカンパニーの
成長を支える風土と人

海外売上が5割以上ある同社にとって、為替影響額の見込算定は重要な分析指標だが経験豊富な社員でも難しい業務の1つだ。たとえば、USドルが数円上下するだけでも、大きな経営インパクトを与えることとなる。その見込の精度を高めていくのが池本さんの腕の見せ所であり、ミッションだ。
「最終的なツメが甘く、ブレた予測を立ててしまったことがありました。上司のアドバイスをもとに、再度予測し直し、事なきを得ましたが、分析における先見性ときめ細やかさにおいて圧倒的な力の差を実感。グローバルかつ大きな数字を扱う立場だからこそ、1つひとつの業務に対する的確な判断と丁寧さが物を言うのだと痛感しました」
ただ、こうして難易度の高い仕事を若いうちから任せてくれる風土は、池本さんにとって大きな原動力となっているという。
「時には、直接CFOにプレゼンする場も与えられます。百戦錬磨の経営陣なので鋭い質問や指摘が飛び、言葉に詰まってしまうこともありますが、上司・先輩にフォローしてもらっています。論理的かつ明快なプレゼンスキルを磨け、関係部署を動かすために強いリーダーシップも要求される今の環境に毎日刺激を受けることが多いですね」
同社では、困難や失敗を恐れずにチャレンジすることを積極的に応援する「トライ&エラー&トライ(TET)」という評価制度も導入され、会社を挙げて、挑戦を良しとする風土を醸成している。池本さんも春頃には1ヶ月の語学留学プログラムに参加し、新しいトライをする予定だ。
「夢はCFO。やるからには上を目指したいですね」
堂々と夢を語り、挑戦を楽しむ池本さんの姿に資生堂という舞台の大きさと可能性が見えた。

私の未来像、ココが変わった!

会社の未来を描く
舵取り役

会社の未来を描く
舵取り役

メイン業務は
仕訳や資金繰り

メイン業務は
仕訳や資金繰り

入社前に抱いていた経理財務の印象は、仕訳や、資金繰りを行うといった一般的ものでした。しかし、現在の仕事(管理会計)は数倍もダイナミック。自分の出した数字が経営陣の意思決定に直結し、資生堂の信頼や未来をつくる指標となったりします。タフさが求められますが、私にはぴったりの環境です。というのも、中学から大学まで熱を入れていた陸上ではインカレに行けても、自分では満足ゆく記録や結果が残せず、後悔したまま卒業に。その経験もあり、やるからには成果を出したいという思いは人一倍。今の私の原動力です

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