インタビュー

2016.11.08. UPDATE

日本アイ・ビー・エム株式会社

技術者としての専門性を追求するだけでなく
「品質」追求によるキャリア形成へ

太田律子さん

Security Service Cross Solution
営業

太田律子さん (32歳)

2007年、上智大学理工学部を卒業。同年、日本アイ・ビー・エムに入社、SOデリバリー部門へ配属。運用保守を経験後、11年に設計・構築部門へ異動し、プロジェクトマネジャーを担当。15年、Security Service GTSにてネットワークエンジニアから営業職へ転向

170カ国以上で事業展開をするIT業界のリーディングカンパニー、IBMのセキュリティ部門の営業として、太田律子さんは大規模なグローバルプロジェクトの提案の真っ只中にいた。今は営業の最前線で活躍する彼女だが、学生時代から半年前までの8年間、ネットワークエンジニアとして働いてきた。
営業職への大きなキャリアチェンジの背景には、品質を追求する彼女のプロ意識があった。
遡ること2007年、クライアントのネットワーク運用を請け負うアウトソーシング部門に配属。システムの障害・問い合わせ対応を行っていく中で、あるジレンマを抱えていた。
「運用工程を担うだけでは、どのような意図で設計されたネットワークであるのか、確たる根拠をもとにクライアントに説明することができず歯がゆい思いを何度も経験しました」
システムの全体像を把握するため、入社4年目に上流の構築部門へ異動。そこで、社員一人一人が提供するサービスの品質の高さを実感したという。
「技術面のクオリティーの追求だけでなく、クライアントが求める本当のニーズをくみ取り、上流フェーズから最適なシステムとは何かを考え、提案していくことが大切だと気付きました。まさにそれを体現し、クライアントが納得する品質を提供している先輩の姿を見ている中で、技術的な知識を持ち合わせつつ、システム全体を俯瞰して提案できるエンジニアになりたいと、強く思うようになりました」

技術領域を超えた提案で
真の顧客満足を実現

求めていた高い品質を自らの力で提供する手応えを感じられたのは、太田さんが入社6年目のとき。業界最大手保険会社の、数百台に及ぶサーバーを収容するネットワーク機器のリプレースを手掛ける大型プロジェクトだ。太田さんは提案段階から参加し、クライアントが求めるIT環境を自身で企画・提案。受注後はプロジェクトマネジャーとしてプロジェクトをけん引し、約2年間の長期間にもかかわらず、大きなトラブルを起こすことなくリプレースを完遂させた。
「企画意図をクライアントに直接説明し、実際に構築まで手掛けることで、システム全体を俯瞰してプロジェクトを進めることができ、達成感は大きかったですね。後日行った顧客満足度調査でも、一つとして不満があがらず大成功を収めました」
自身の仕事の成果に喜ぶ一方で、太田さんはまだ満足していなかった。技術の枠にとらわれず、よりクライアントに近い立場でソリューションを提供できるようになりたい。その思いから、ビジネス戦略の段階から提案に携われる営業職への異動に手を挙げ、15年7月、セキュリティ技術の部門で営業職として新たなスタートを切った。
「技術あってのサービス。だからこそ技術者として築いた知識を活かし、クライアントにとって本質的な課題解決となる提案を行いたいと考えています」
次々と大型グローバルプロジェクトのチャンスが舞い込んできている太田さんだが、その表情に不安の色は一つもない。
「就職活動時は、技術のスペシャリストを目指す一心でしたが、今では技術に加え、広域多様なニーズをくみ統括するゼネラリストが理想のビジネスパーソン像。今後は世界を舞台に、その思いを実現していきたいですね」

私の未来像、ココが変わった!

課題を解決する
ゼネラリスト

課題を解決する
ゼネラリスト

手に職をつけた
スペシャリスト

手に職をつけた
スペシャリスト

大学では機械工学を専攻していたため、入社前は「手に職をつけたい」、「技術を磨きたい」というスペシャリスト思考が強かったですね。しかし、黙々と技術に打ち込むだけでなく、技術領域であっても人と協業しながらモノづくりをしたいという考えが強くなり、機械分野ではなく、IT分野での就職を決意しました。就職後は、技術を追求するだけではなく、システムを上流から全て把握し、クライアントの求める最適解を技術とビジネススキルの両方を活かして提供するゼネラリストを目指すようになりました

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