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インタビュー

2015.05.28. UPDATE

デロイト トーマツ コンサルティング

Company Profile


全世界150カ国に展開するデロイト トウシュ トーマツリミテッドのメンバーファームであり、さまざまな分野・コンピテンシーにおけるコンサルティングサービスをクロスボーダーで提供するプロフェッショナルファーム

知らない世界へ飛び込んでみよう
その過程が人間の幅を広げる

近藤 聡氏

代表執行役社長

近藤 聡氏


1988年に早稲田大学商学部を卒業後、等松・トウシュ ロス コンサルティングに入社。93年にトーマツ コンサルティング(現・デロイト トーマツ コンサルティング)に転籍。自動車業界を中心に数多くのプロジェクトを推進。2010年10月より現職。14年9月からデロイト コンサルティング アジア・パシフィック地域代表も兼任

 2014年、世界の学生たちが選ぶ「最も就職したい企業」でTOP5に入ったデロイト(※調査会社ユニバーサム調べ)。そのメンバーファームであるデロイト トーマツ コンサルティング(以下、DTC)の代表執行役社長を務める近藤聡氏は、学生時代に没頭していたサッカーを通じて人生のイロハを学んだ。その一つは「自分の知らない世界に足を踏み入れ、本気で向き合ってみること」の大切さだ。
「何事も経験してみなければ、良いも悪いも分からない。苦手なことや嫌なことでも、やってみたら実は楽しかったという結果になることは多いものです」
 大学在学中、サッカーサークルと社会人チームを掛け持ちしていた近藤氏。当時は本気でサッカー選手になろうと考えるほど、のめり込んでいた。ただ、所属していたサークルは上下関係が厳しく、飲み会なども強制的に参加させられるような雰囲気があったという。
「自分はサッカーがやりたくて入ったのに、それ以外のことに時間を割かれるのが本当に嫌で。そのうちサークルの飲み会には全く参加しなくなりました。意味を見いだせなかったからです」
 その態度が後に波紋を呼ぶ。先輩たちに目を付けられるようになり、「サッカーだけやりたいなら他へ行け」と言われてしまうのだ。
負けず嫌いだった近藤氏は、逆に発奮し、意地になって先輩たちとの飲み会に欠かさず参加するように。すると、ある感情を抱くようになった。
「あれだけ嫌だった先輩付き合いも、意外と楽しめたのです(笑)。先輩たちと語り合う中で、いろんな考え方も学びましたし」ひとまずやってみる。それもとことん。その過程には、必ず何かしらの発見や学びがある─。このスタンスは、今、ビジネスの世界でリーダーとして活躍する近藤氏の強みにもつながっている。

自分の考えだけを伝えず
相手を理解する対話を

 さらに「他人の見方と自分の見方が常に一致するわけではない」ということも痛感させられた。
「試合中、自分で最高のプレーができたと思っても、意外と周囲から褒められはしなかった。つまり、自己評価が高くても、他人からの評価がそれに伴うとは限らないと気付いたのです」
 そんな体験を何度か繰り返すうちに、過度に他人の評価を求めることはなくなった。
「今、自分の目の前にあるものに本気で向き合い、取り組んでいけば、自然と認められるようになるはずと思えるようになりました」
 この“学び”は、DTCでのコンサルティングワークでも活かされている。加えて「自分の価値観だけにとらわれず、相手の価値観を理解すること。そのために対話し続けることも大切」と近藤氏。
「30歳になったころ、ある金融機関の業務基盤改革に携わりました。ベンダーや協力会社など、社内外で実に2000名ものメンバーが連携してクライアントにサービスを提供する一大プロジェクトで、それぞれに企業文化も違えば、役割やポジションも違う。けれど、中途半端な仕事は許せなかったので、相手がたとえ他組織の方やシニアの方であったとしても『なぜできないんだ』と議論を持ち掛けることがしばしばありました」
 そんなとき、一時的に気まずい雰囲気になった相手とも、腹を割って語り合うことで最後は信頼されるようになったという。
「自分の考え方というのは目の前にいる誰かの考え方と同じではありません。当然のことなのですが、意外と気付かないものです。それを体で理解すべく、学生の皆さんは自分と違う視点で物を考える人たちと正面から向き合う経験をどんどんして、さまざまなタイプの人との距離感を身に付けてほしいと思います」

インターンシップは
異質な環境を経験する好機

 自分とは異なる価値観の相手とコミュニケーションを取り、分かり合えるまで議論する。これは、同社で働くコンサルタントにとっても欠かせない素質の一つだという。
 現在、DTCはクライアント企業へのコンサルティングサービス提供のみならず、グローバルな視点でより大きな枠組みとしての社会・産業課題の解決にも携わり、日本という国自体の力の底上げに貢献することを目指している点からも重要な要素だ。
「グローバル化が進む日本のビジネス環境において、まずツールとして重要なもの。それは語学力です。当社でも、海外拠点とのやりとりや国際会議への参加など、日常的に英語を使う機会があります」
 近藤氏自身、学生時代に1年間の海外生活を経験している。
「おかげで外国人に対する恐怖心はなくなりましたね。英語を話せない人には『英語を使う環境そのものが無理』という人と、『今は話せなくてもこれからチャレンジできる』という人がいますが、前者は異質な環境に飛び込むことすらできない。ですから、まずはそうした恐怖心をなくすことが大切です」
 もちろん、グローバルな環境でリーダーシップを発揮するには、ただ英語でコミュニケーションできればいいわけではない。他者から信頼される人間力が必要であるのは言うまでもない。タフな精神を養っておくことも大切だ。
 その意味で、インターンシップはこれまでの学生生活とは違った「異質な環境」を体験するチャンスになると近藤氏は言う。
「キャリアは『自分が後ろに残してきたものが何か』で決まる。成果を出すために今日を生き、明日に向かって何かを残すことでしか道は切り開けません。その第一歩として、知らない世界や苦手分野にも果敢に飛び込んでみましょう。その経験はやがて、自分が誇れる人生の1ページになると思います」

入社前にすべき3つのこと

世界で活躍するために
英語恐怖症を克服する
これからの時代、語学力がないことは大きなハンディキャップになります。「英語なんて無理」では通用しません。それなら、まずはとにかく勉強してみるも良し、留学してみるも良し。正面から向き合ってみてほしい
リーダーシップの前に
フォロワーシップを磨く
ビジネスの世界でリーダーになりたいと思うなら、まずはフォロワーシップ、つまりリーダーを支える技術を学びましょう。そのためには、相手の「懐に飛び込んでみる」経験を積み重ねることが大切
困難から逃げない
タフさを養おう
自分の興味のあることでいいので、一つのことをとことん続けてほしい。その中で遭遇した困難からも目を背けず、自分なりの向き合い方を見つけること。何が起きても楽しめるタフさを養おう

インターンInformation

2015年8月~9月に「サマーインターン」を実施。5日間のプログラムで、同社のケースワークに取り組む。現場のコンサルタントも一緒に参加するため、実際のプロジェクト同様の環境を体験できる

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