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インタビュー

2015.11.05. UPDATE

GEヘルスケア・ジャパン

世界中の人が快適に使えるMRI開発のために
国境を越えた仲間と協業する重要性を実感

服部美代さん

MR技術部

服部美代さん (32歳)

大阪大学大学院基礎工学研究科電子物理化学領 域専攻修士課程を修了。幼少期から医療の世界 に関心を持ち、2007年にGE横河メディカルシ ステム( 現・GEヘルスケア・ジャパン )に入社。 以来、磁気共鳴画像装置( MRI )の開発に従事し ている。14年に育休から復職した一児の母

「経済的にも精神的にも自立した女性になりなさい」
母に掛けられた言葉を胸に、服部美代さんがファーストキャリアに選んだ企業こそ、ダイバーシティーを推進し、女性のキャリア支援に定評のあるGEだ。
「選考中に利用したGEの女性トイレに生理用品が備えてあり、女性視点を重んじた環境に感銘を受けたのを覚えています」
幼い頃に全盲の祖母の話を聞き、医療分野に興味を持ったという服部さん。入社以来、体の臓器や血管を撮影する磁気共鳴画像装置(以下、MRI)の開発に携わってきた。大学院の研究室時代から一つのことに没頭する研究者肌。入社後もパルスシークエンスと呼ばれる画像撮影のプログラム開発に没頭していたが、5年目に転機が訪れる。MRIを医療機関に導入する際に必要な調整ツールの開発へ、担当領域が変更になったのだ。
「調整ツールの開発には、医療機関へ理想的な状態で製品を導入するため、MRIを構成するあらゆるハードウエアの特徴や影響範囲などを熟知していなければなりません。関わる人の領域や数も格段に増え戸惑いもありましたが、知見が広がっていくことへの期待もありましたね」

上司の一言で気付いた
相手への配慮の大切さ

新製品の開発には、日本だけでなくアメリカ、中国、インドなどさまざまな国のエンジニアが絡んでいる。日本で不具合を発見したとしても、どの段階で生じたバグなのかは海外の開発チームの協力を得なければ分からない。ある日、電磁場を照射する際に重要な周波数を計算する機能にバグが生じ、服部さんはその対応に苦労したという。
「やりとりはメールが中心。緊急で相談したいのにレスポンスがなかったり、意図がうまく伝わらなかったりと、顔の見えない異国の相手とのコミュニケーションの壁に焦りを感じました」
そんな服部さんを救ったのは、「最後まで読まないと分からないメールは書くな」という上司の一言だった。
「1日何十通ものメールが行き交う中、私が送る文章はどれも要点が分かりづらい不明瞭な文章。埋もれてしまうのも当然です。相手への配慮のなさを痛感し、自身のコミュニケーションを見直すきっかけになりました」
メールはなるべく一通に短くまとめ、結論は先に言う。メールで足りなければ、時差を考慮し相手のビジネスタイムに合わせて電話会議を開く。細かな配慮が信頼関係を築き、「服部さんのメールは最初に開くよ」と言ってくれる人も出てきた。
「一人で完結しない業務が多く最初はジレンマもありましたが、仲間とともに生み出した努力の結晶が世界中の医療現場で使われ、『前より快適にMRIを撮れるようになった』という声を聞くと全ての苦労も吹き飛びます」
服部さんは時短制度を活用して働く一児の母の一面を持つ。以前より勤務時間は短くなったが業務は変わらず、仕事へのモチベーションは高まるばかりだ。
「現場の最前線にいるフィールドエンジニアのレポートを分析したり、他部署との接点を増やしたりと、システム全体を俯瞰できる広い視野を持つ開発者を目指しています。GEの製品は200カ国以上に導入されていますが、環境や技術レベルに左右されず誰でも簡単に使えるMRIを開発することが私の夢です」
服部さんは力強くそう語った。

私の未来像、ココが変わった!

周囲と連携し
製品を生む開発者

周囲と連携し
製品を生む開発者

黙々と業務に
没頭する研究者

黙々と業務に
没頭する研究者

開発はリリースに追われながらせわしなく働き、一方で研究は一人で黙々と好きなだけ没頭するイメージがありました。だから、学生時代からずっと研究者になりたいと思っていたので、今開発の仕事をやっていることは当時との大きなギャップですね。開発者として部署や国境を越えた仲間たちと連携して、何度もテストと不具合の改修を重ねて苦労の末、やっと出来上がった製品をお客さまに「いい機械だね」と直接評価されるのは大きな喜び。直接ユーザーの評価が届くのは、研究者にはない開発者ならではの醍醐味だと思います

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