インタビュー

2016.03.03. UPDATE

住友商事株式会社

長期的に「組織で育てる」文化の中で
商社パーソンとしての素養を身につける

在間若菜さん

人事部
採用チーム

在間若菜さん

海外66カ国110拠点のグローバルネットワークを持ち、金属からエネルギー、航空宇宙分野まで多彩な商材の輸出入、事業投資を担う総合商社「住友商事」。その成長を支えてきたのは、同社の長期的な人材育成だと人事採用担当の在間若菜さんは語る。
「住友商事の全ての社員に求められているのが、創造力・発信力・協働力の3つ。商社の事業構造からも、特にチームの中で自分のバリューを発揮し結果を出すこと、また周囲の仲間を巻き込み牽引していくことが出来る“協働力”には重きを置いています」
創造・発信力はもちろんのこと、恊働力は様々な経験を通じて磨かれるというのが同社の考え。同社は数々の人材育成プログラムを用意し社員の成長を促進している。その代表的な制度が“計画的ジョブローテーション”だ。
「新卒で入社した社員は全員、10年間で最低3つの異なる職務に挑戦し業務理解やチームマネジメントなどを多角的に学びます。必ず数年間の海外勤務が組み込まれるのも特徴ですね」
約1~2年で基本業務を学び、3~4年で身につけた事を応用しながら担当業務を広げ、5年目以降では後輩指導や、チーム全体を見渡しながら主体的に仕事を動かしていく役割を担う、というのが一つのキャリアイメージだ。
「ジョブローテーションといっても、個人の成長を期待しプロジェクトをアサインするため、社員は常に多少の背伸びをしなければなりません。例えば、海外のグループ会社に出向し、プロジェクト立ち上げから完遂までを求められるということも珍しくありません」
ジョブローテーション以外にもキャリア形成を支援する体制は万全。専門知識・スキルを学べる300を越える講座、各部門専属のキャリアアドバイザーの配置、マンツーマンで教育を行う指導員制度などは同社の教育姿勢を表している。特に指導員制度は、50年以上も続く住友商事の伝統的な制度だと在間さんは言う。新卒1人に対し1人の先輩社員が指導員としてつき、業務知識は勿論のこと、商社パーソンとしての基本姿勢や立ち居振る舞い等を徹底して教育する。
「新人時代に面倒を見てもらった指導員とは、指導期間後も関係は続きます。仕事のことに限らず何でも相談に行ってしまうほど、指導員の存在は大きいものです。私も、当時の赤がたくさん入った資料を見て自分の成長を確認するときがありますよ」と在間さんは言う。新入社員を育てるのは指導員だけではない。周りの先輩社員からチーム長、部長まで、組織の全員が後輩の成長を気にかけているのは同社の特徴であり強みでもある。受け継がれた伝統の中で「組織で育てる」文化が自然と根付いているのだ。社員一人ひとりの成長を支える制度と文化を持つ同社でなら、入社時に描く10年後の商社パーソン像を徐々に具現化し、一歩一歩着実に目標へと向かうことができるだろう。

住友商事株式会社

社内の英語研修の風景。自らの目指すキャリアに向けて、必要な語学研修を受講でき、習得した語学を海外プロジェクトで活かすこともできる

キャリアメイクシミュレーション

10年間の中で、3つの部門や職制を経験できる計画的ジョブローテーション制度や、新入社員に対してマンツーマンで教育を行う指導員制度などを用意し、教育に力を入れている住友商事。新卒社員への継続的な教育体制のもと、多岐に亘るビジネススキルを身につけ、目指すべき理想像を描くことができる。

1年目

配属部門にて
指導員のもと
基本業務の習得

3年目

身につけた事を
応用しながら
担当業務を広げる

5年目

後輩指導を担い
チーム全体を見渡して
仕事を主導する

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