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インタビュー

2014.12.01. UPDATE

ボストン コンサルティング グループ

多彩な才能を持つ
タレント同士の
化学反応を引き出したい

内田 有希昌氏

ボストン コンサルティング グループ
シニア・パートナー&マネージング・ディレクター

内田 有希昌氏

東京大学文学部を卒業。米カーネギーメロン大学経営学修士。三和銀行(現・三菱東京UFJ銀行)を経て現在に至る。ボストン コンサルティング グループ(以下、BCG)のジャパン・システムで、実務トップであるオフィス・アドミニストレーターを務める。BCGテクノロジー・メディア・ テレコミュニケーション・プラクティスのコアメンバーでもある

あらゆる企業の経営環境が激しく変化し、未知の課題に突き当たることが日常茶飯事となった今、我々経営コンサルタントには「プロの戦略構築/実行支援集団」として前例のない解決策を提案し、実現に向けサポートすることが求められています。そのためには、均質的ではなく、多様性に富んだチームが、高く動機付けされて、協働することが肝要です。
BCGで働く仲間は、元・医師や弁護士、官僚、技術者、パイロットなどと、実に多彩なバックグラウンドを持っています。よく、良いチームは1+1が2ではなく3にも4にもなるといいますが、異なる強みを持つタレント(さまざまな才能を持つ人材)同士が「個の力」を尊重しながらコラボレートしていくと、3や4どころか二乗、三乗になっていく。このような化学反応がBCGの力の源泉です。多様性からの連帯。BCGが大切にしている考え方です。

「個の力」で勝負したいと
入った世界で知った組織力

新卒で大手都市銀行に入り、行員が歩む一般的なパスをひと通り経験した後、私はMBA取得のため留学をする機会を得ました。留学先が、テクノロジー分野で高度な教育・研究水準で知られる米カーネギーメロン大学だったことから、最先端技術の重要性を痛感し、技術と企業経営を結び付けていく仕事に興味を持ちました。また、留学当時は野茂英雄さんが大リーグ挑戦を始めたころで、彼が日本での地位を捨て、世界の舞台に飛び出し、結果を出す姿を見ながら、「私もグローバル競争の中で個として勝負してみたい」と考えるようになっていました。
帰国後、金融の世界に戻る中で、アメリカで芽生えた二つの問題意識が次第に高まり、新たな挑戦の場としてBCGへの転職を決めました。
コンサルタントの仕事は、豊富な経験を有する経営メンバーをもってしても解決できなかった課題を、パートナーとしてクライアントと協働して解決していくという大変難しいものです。難題に直面してもやり遂げる個の強さ、ストイックな努力に加え、世界中に組織として蓄積した知恵・経験を駆使し、チームで取り組むことで初めて、精度が高く、研ぎ澄まされたものを作り上げることができます。BCGのコンサルタントは皆、一つの道を究めるという意味で職人気質です。日々自らを研さんし、妥協なく考えなければいけない。そんな強烈な「個」が、自分とは違った個性を持つ仲間と思考と意見のキャッチボールを繰り返すことで、先ほど述べたような素晴らしい化学反応が生まれます。
 サッカーに例えるなら、卓越したスキルを持つ選手が個人プレーに加え、必要に応じてチーム力を発揮することで勝つブラジル代表チームです。ファーム経営者の仕事の一つは、能力面のみならず、高い意欲、志を持つさまざまなタレントを集め、結束させることだと思っています。私自身が組織運営を担うようになった今、強く思っているのは、BCGを常に「今を壊して挑戦する組織」にして、魅力的な場にし続けることです。

戦略人材の育成サポート
意欲ある若手を輩出する

実は近年、我々はクライアントに対しても、社員の中から将来の経営幹部候補を輩出する目的で「戦略人材育成」サポートを始めました。変化をサバイブするためのリーダーを見いだし、育成していく環境づくりを、社内外問わず重視しているのです。
BCGは、グローバルで統一された価値基準として9つの「BCG VALUES」を掲げていますが、その中に「Value Delivered」という項目があります。これは、クライアントの期待以上の価値を提供するという姿勢を示したもので、その実現のためには多様性ある人材を引き続き見いだし、共に成長していく環境づくりが必須となります。
多様な個人の集まりが組織力を発揮するには求心力が必要ですし、変化に応じて自ら変革していく意思を持った組織でなければなりません。さまざまな才能を持つ人材の個性を尊重、育成し、その上でチーム力を発揮できる組織としての軸づくり、そういった人材にとっての魅力あるイノベーティブな組織づくりを引き続き行い、仲間として共に挑戦していけるタレントを1人でも多く育成していきたいと思っています。

ボストン コンサルティング グループ

ボストン コンサルティング グループ

世界45カ国に81拠点を有する、世界的なコンサルティングファーム。主に民間企業のトップマネジメントを対象にコンサルティングを提供する他、政府や非営利団体などに対しても持続的競争優位を構築し、組織能力を高めるための各種支援を行う。各オフィスを横断したエキスパートによるさまざまなプラクティス・グループ(産業分野や経営機能に関するテーマ別研究グループ)などの活動を通して、ユニバーサルに通用する普遍的理念を追求している。社会貢献活動も積極的に行っており、Social Impact Practice Network(SIPN)というチームを組成し、無償のプロボノ活動やチャリティー募金イベント支援などを行う

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