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インタビュー

2014.12.01. UPDATE

アビームコンサルティング株式会社

答えは常に顧客から
現場発のスタイルで
業界標準を変革

山田貴博氏

執行役員 プリンシパル
統括事業部長
社会インフラサービス・コンシューマービジネス統括事業部

山田貴博氏

1992年、東北大学卒業後、外資系コンサルティングファームを経て、97年別の外資系コンサルティングファームのニューヨーク事務所に移り、日系企業担当部門で活躍。2003年に帰国し、アビームコンサルティング製造・流通統括事業部のマネージャーとして、総合商社を中心にコンサルティングサービスを提供。06年より執行役員プリンシパル セクター長、10年からは社会インフラサービス・コンシューマービジネス統括事業部の統括事業部長として業務にあたる

AとBという2つの選択肢があったら、経験したことがない方を選ぶ。子供のころからずっとそんな価値観で生きてきた気がします。もともと好奇心が強く、誰かの真似はイヤだという思いが人一倍強い方でしたが、その気持ちは徐々に、未経験の領域や少しハードルが高いことに敢えてチャレンジすることで、自分を成長させたいという思いに変わってきました。文学部という、ビジネスとは遠い世界から、コンサルティング業界を志したのも、そうした思いからかもしれません。そして、事業会社よりもよりスピーディーに幅広くビジネスを学べるという期待もありました。
入社したコンサルティングファームでは、主力のITコンサルティング部門に配属され、要件定義からシステム導入に至るまでのイロハを習得しました。また、プロジェクト管理や市場調査・事業化支援等を通じて、上流工程にも携わり、コンサルタントとして充実した日々を過ごしてきました。しかし入社から5年ほど経つと、「グローバルな環境でビジネスを体感したい」という次のステップへの強い渇望が湧き上がってきました。外資系コンサルティングファームのニューヨーク事務所が日系企業担当のコンサルタントを募集しているのを知ったのは、ちょうどそんな時でした。

コンサルタント観を
激変させた海外勤務

ニューヨークで過ごした6年間が、私のコンサルタントとしての仕事観に大きな影響を与えたのは間違いありません。日本でコンサルタント経験がある私にとっても、それはあまりにも衝撃的な体験でした。
成果を出すための働き方やキャリアプランはすべて個人に委ねられており、もし育児等で時間が確保できないなら、早朝や深夜、在宅時間帯を有効に使った働き方をすればいいし、面白い仕事をしたいなら、プロジェクトに自らを売り込んでチャンスをつかめばいい風土で、そこに日本的な前例主義や形式主義はありませんでした。
やるかやらないかは自分次第。実現し得る方法を自ら考え、クリエイティビティと積極性によって顧客のビジネスを変革し、価値を提供していく。
そんな前向きで真摯な姿勢を目の当たりにして、私はかつての自分を振り返り恥じ入るような気持ちになりました。海外の成功事例を引き合いに出すばかりで、顧客に真の価値を提供できていなかったのではないかと思えてならなかったのです。いつまでも事例を応用する側でなく、顧客と共にビジネスモデルやマーケットを創出する側に回ろう。ニューヨークでの経験は、私にそんな思いをかき立ててくれました。

企業の未来を共に築く
ビジネスパートナーに

2003年に帰国してからは、アビームコンサルティングのマネージャーとして、総合商社を中心とした顧客に対して、主にITを活用した企業変革を支援するようになりました。06年からは執行役員として自社の経営にも携わるようになりましたが、私の中では、仕事に対する考え方は終始一貫しています。それは、「答えは現場にある」という思いです。言い換えれば、コンサルタントの仕事は「プロダクトアウト」ではなく「マーケットイン」の発想で取り組むべきということになるでしょう。
英語に似たもの同士を比較することの瑣末さや愚かさを表す「Apple to Apple Comparison」という表現がありますが、私たちの仕事も同じです。お腹をすかせている顧客に他社と同じもの(Apple)をお勧めしたところで、私たちに未来はありません。それがステーキなのか水なのか、顧客と対話を重ね、最適なサービスをつくり上げる。さらに従来のコンサルティングファームがノウハウを提供するだけの存在なら、私たちは全く新しいアイディアやそれを実行に移すところまでも責任を持つ。それが新しいコンサルティングファームの形であり、私たちが顧客のビジネスパートナーとなるための最低条件だと考えています。そのゴールを明確にして周知させていくことが、経営者としての私の責務と考えています。そして、コンサルタント一人だけではなく組織として最大限の付加価値を生み出せる体制をつくっていきたいですね。

アビームコンサルティング

アビームコンサルティング

アジアを中心とした海外ネットワークを通じ、各国や地域に即したグローバルサービスを提供する総合コンサルティングファーム。日本にヘッドクオーターを置き、重要な意思決定は主に日本拠点で行っている。世界各地のコンサルタントとチームを組み、グローバルの舞台でプロジェクトをリード。戦略立案だけでなく、実現・定着までを責任を持って行うことも特徴である。今後はグローバル企業のアジア展開、アジア企業の成長をリードし、日本発アジア発のグローバルコンサルティングファームNo.1を目指す

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