インタビュー

2014.12.01. UPDATE

ユニリーバ・ジャパン

数々のチャンスの中で得た経験を糧に
「人の幸せ」と向き合い進むべき道を選んでいく

山田 理紗子さん

供給計画 サプライプランニング
ヘアケアサプライプランナー

山田 理紗子さん 30歳

筑波大学大学院人間総合科学研究科フロンティア医科学専攻を卒業。人の健康に役立つ仕事を求め、「日常生活を豊かにするモノづくり」に携われる消費財メーカーであるユニリーバへ。サプライチェーン部門のカスタマーサービス部で手腕を振るった後、2014年8月より現職

「幼少期を過ごしたインドネシアで、人々が不衛生な環境下で日常生活を強いられている光景を目の当たりにしました。就職活動の際に思ったのは『人々の生活を健康で豊かにできるモノづくりがしたい』ということ。それが実現できると感じたのが、ユニリーバでした」
そう語る山田理紗子さんがユニリーバでのファーストキャリアに選択したのは、サプライチェーン(以下、SC)部門だった。製品の需要・供給計画から原材料の購買、製造・生産計画、受注・配送までを担うビジネスの要となる部門だ。
「製品が消費者に届くまでの全ての工程に関われることが、私の中のモノづくりのイメージと合致していました。一つの判断がビジネス上の機会損失につながりかねないプレッシャーが伴う反面、お客さまと信頼関係を築くチャンスが多い重要なポジションに最初の配属先として就くことができたのは幸運でした」
山田さんは同部門内のカスタマーサービスの一員として、国内有数の大手小売店を担当。ユニリーバの中でも重要顧客と位置付けられる企業だ。初商談、双方のトップが熱いビジネス交渉を繰り広げる中で配送効率改善に話が及んだ時、あるアイデアが山田さんの脳裏に浮かんだ。
「お客さまの店舗が当社の倉庫の近くにあることを利用して、さらに効率の良い物流ネットワークを構築できないかと考えました。思い切って提案したところ、お客さまも興味を持ってくださって。本格的にプロジェクトが立ち上がり、私が指揮を執ることになったのです」
カギを握るのは積載率の向上。山田さんは、研究開発部門へ製品の重さや形状の見直しを依頼したり、コストシミュレーションのためにファイナンス部門に協力を仰いだりと、社内外問わず奔走した。そして、プロジェクト開始から一年半後、新たな物流ネットワークの運用がカットオーバー。配送効率は大幅に改善され、製品のコストダウンにも成功。低価格での販売が可能となり、顧客と消費者、双方に大きなメリットを生み出す成果につながった。
「新しい物流センターのオープニングパーティで、各メーカーが集う中、お客さまから『ユニリーバさんは大切なサプライヤー』という言葉をいただいた時は感無量でしたね。お客さまや消費者に貢献できたこの経験は、私の仕事のモチベーションが『人を幸せにすること』だと気付くきっかけになりました」

進むべき道を自ら選択
人と人をつなぐ架け橋へ

30代を迎えた2014年、山田さんに大きな転機が訪れる。製品の生産計画を立案、実行するサプライプランニングチームへの異動だ。SCの司令塔的なポジションへの異動を機に、自身のキャリアビジョンにも変化があったという。
「これまでは会社から多くのチャンスを与えられてきましたが、自ら判断を下す立場となり、キャリアも自分の意思で選択したいと思うようになりました」
新たなステージに立った山田さんの目下の目標は、SC部門全体の連携を強め、より良いチームを作り上げること。その先はまだ模索中だ。
「これまでの経験の中で試行錯誤してきた軌跡を大切にしたい。『人を幸せにする』という軸はぶらさずに、私らしいキャリアを築いていきたいです」

学生時代の自分へ

選ばれるのではなく
自ら選ぶ意思を持つ

選ばれるのではなく
自ら選ぶ意思を持つ

就職活動を始めたころは、幅広い業種の企業に足を運んでいた山田さん。多くの選考を受けるうちに、内定獲得がゴールになっていた時期もあったが、就職活動は企業に選ばれるものではなく、自分にも選ぶ権利があると気付いたという。
「企業に合わせるのではなく、自分が思い描くビジョンを実現できるフィールドかどうかを見極める。そう意識するようになってからは、就職活動が楽しいものに変わりました」
自ら選択するという意思が、その後のキャリアを成功へと導いていくのだろう。

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