インタビュー

2014.12.01. UPDATE

三井物産株式会社

常に2手先を見据えて成長のチャンスを探す
自らの理想像を自らの手でたぐり寄せる

石澤誠文さん

コンシューマーサービス事業本部
都市開発事業部 海外開発事業第二室
マネージャー

石澤誠文さん 30歳

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、2007年4月三井物産に入社。同年都市開発事業第二部 マンション事業室、11年には物産コミュニティー、物産都市開発出向。12年米国研修員を経験。13年、現職にてマレーシアのスマートシティ開発プロジェクトを担当

マレーシアでの都市開発プロジェクトへの参画が決まり、2007年に新卒で入社した石澤誠文さんは現在、月の半分弱を海外で過ごしている。海外での都市開発に憧れ、三井物産に入社した石澤さんが、入社後すぐに配属されたのは、国内マンション開発・販売のプロジェクト。海外事業ではなかったものの、この時の経験がマレーシアでのプロジェクトに生きているという。
マンション開発のノウハウは、海外の都市開発でどのように生かせるのか。例えば三井物産のメディカル事業などと協力をすれば、どのようなシナジーを生めるのかなど、既存の住宅事業に留まらず、広い視野で事業を捉えることを意識していた。
「3年目でプロジェクトマネージャーを任され、マンションの企画から106戸の完売まで完遂した経験は自信につながりましたね。何より、自分より年次の高い方を含む、多くの関係者を巻き込んでのプロジェクトマネジメント経験は、今の自分の大きな糧となっています」
グローバルプロジェクト参加への転機となったのは、かねてより希望していた海外研修だった。同社の豊富な海外研修の内、石澤さんが受けた研修は1年間、米国にある100%子会社に出向し、実務を通じてグローバル環境でのビジネススキルを磨くというもの。研修期間中は、合理性を追求する米国のビジネス感覚に苦戦したという。仕事の目的と意図をしっかり説明しなければ、容易に自らの意見が通らない。グローバルなフィールドでプロジェクトをリードしていくためには、現地のビジネス感覚を理解した上で、同社が求めていることや明確なゴール、仕事の必要性を説明し納得してもらうことが大切だと気付かされた。

永続的な街を創出する
憧れのグローバル案件へ

海外研修から戻ると、石澤さんは念願の海外での都市開発プロジェクトの担当となった。マレーシアとシンガポールに隣接する地、イスカンダールをスマートシティ化し、首都クアラルンプールに次ぐ都市へと発展させるのが、プロジェクトの内容。マレーシアの国営企業をはじめとする他の株主と協力し、25年に及ぶ長期プランのもとITや再生エネルギーを活用したスマートシティの創出を目指す。
「建物を建てるだけでは、街としての未来の発展はあり得ません。どんなコミュニティが生まれ、どんな住民サービスが必要となり、どんなオフィスサービスのテナントが受け入れられるのか、それを1から10まで考えるのが私たちのミッションです」
現在、石澤さんは中長期における街の開発プラン、及び具体的な集客施策のプランニングを進めている。そのおのおのに、他の株主や多数の関係者との調整が必要であり、国内や海外研修で培ったプロジェクトリーディングのスキルが生きている。
「商社でグローバルプロジェクトを推進する私ですが、専門職のような特殊技能は持ち合わせていません。だからこそ、いかに経験したことを次の案件の推進に生かすかが大事だと考えています。都市開発の案件をつくり出すだけではなく、そこで経験を積み、仕事の質をさらに高めていく努力が必要です」と語る石澤さんは、将来の新たなキャリアにつなげていくため、日々スキル・知識の習得を怠らない。

学生時代の自分へ

正直さ、素直さ
それで前に進める

正直さ、素直さ
それで前に進める

学生時代は野球サークルの代表としてサークル漬けの毎日。ごく一般的な大学生活を送ってきたため、集団面接で萎縮することもあったという。 
そんな過去の自分に「正直に、語れることを自信を持って伝えていくのが一番大切だとアドバイスしたい」と語った。人よりも目立つ話ではないとしても、「自分がサークルの代表で何を考え、どのように周りと話し合いながらやってきたのか」など、自身の価値観や行動原理を理解してくれた会社にこそ、自分が全力を出し切れる舞台が広がっているそうだ。

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