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インタビュー

2014.12.01. UPDATE

シティグループ証券株式会社

徹底した情報収集による調査分析を通して
企業と投資家に信頼されるアナリストへ

池田 篤さん

株式調査部
ディレクター

池田 篤さん

慶應義塾大学大学院理工学研究科卒業。金融工学を専攻していたことから金融業界に興味を持つ。シティグループ証券のアナリストが公開したレポートに感銘を受け、2005年に同社へ入社。以来10年間、化学・合繊・ガラスセクターにて国内12社を担当するアナリストとして活躍

自分の名前で市場に意見を発し、企業の収益の変動や投資家の投資行動に影響を与える。世の中のお金の流れを動かすアナリストの仕事のダイナミズムに憧れを抱いていました」
そう語るのは、シティグループ証券の株式調査部で化学・合繊・ガラスセクターのアナリストとして活躍する池田篤さんだ。
担当企業の業績動向を予想し、調査分析に基づく株価の推移予測をレポートにまとめ、国内外の投資家に投資推奨を行っている。
「独自の観点から潜在価値を秘めている企業を正しく評価し、世の中にアウトプットする。自らのレポートが投資の呼び水となり、マーケット上で資金の好循環を生み出すことができた時は、大きな達成感があります」
池田さんが「誰にも負けない」と自負するのが、徹底した情報収集だ。企業の経営者やIR担当から工場の従業員まで話を聞く。シティが誇るグローバルネットワークを駆使し、中国、韓国、シンガポールなど海外に赴くこともあり行動範囲に制限はない。
「泥臭く足で稼ぐのが私のスタイル。さまざまな人に会えることが楽しいですし、化学業界は自動車や電気などあらゆる産業とかかわりがあるので、いくら調べても興味が尽きません」

未発掘企業を成長させた
会心のアウトプット

池田さんがアナリストとして脚光を浴びた、日本のある塗料メーカーのレポートを紹介しよう。塗料事業は一般的になじみが薄く、市場でも過小評価されがちな業界だが、池田さんは同社がアジアのジョイントベンチャーを連結子会社化し事業領域を広げている点に着目した。
「海外の情報や統計データを分析した結果、中国では圧倒的ブランド力を誇る優良企業であることが分かりました。抜本的なコスト削減による国内の大幅な利益率の改善に加え、日本の技術をアジアに展開しグローバルで競争優位性を高める取り組みに、同社の将来性を感じました」
半年もの時間を費やしたレポートで池田さんは強気の買いを推奨した。結果は予想通り。株価は右肩上がりに推移し1年で2.5倍に上昇。企業価値は数千億円規模で拡大し、自身も外部評価の投資推奨・業績予想精度に加え、社内ランキング1位と投資家から高評価を獲得した。
「企業の方から『池田さんのおかげで海外の認知度も上がり、問い合わせが増えました』と言われた時はうれしかったですね。間接的ではありますが、担当企業の成長に貢献できることもアナリストの醍醐味です」
徹底した情報収集へのこだわりは、入社間もないころの失敗が起因している。ある企業に十分な情報収集を行わず、誤って一段階低い評価を提示。「全然分かっていない。アナリストに向いていないんじゃないか」と厳しく指摘されたという。
「軽率な判断が企業の業績に影響を与えてしまう責任の重さを実感しました。この経験が私の今の仕事の糧となっています」
失敗から得る学びは大きい。早くから責任ある仕事を任せるシティの社風が優秀な人材を育てる。池田さんもその一人だ。アナリスト一筋10年。今後の抱負を池田さんは力強くこう語る。
「株価は振り子のように過大評価と過小評価の間を常に動くもの。悩むことも多いですが、だからこそ突き詰める価値がある。ベストパフォーマンスを発揮し続けられるよう精進します」

学生時代の自分へ

OBOG訪問100人
見て聞いて肌で知る

OBOG訪問100人
見て聞いて肌で知る

「海外で活躍できるビジネスパーソンになりたい」という漠然とした思いで就職活動を始めたという池田さん。あまりの選択肢の多さに悩み、きちんと就職できるか不安を抱えていたという。そこで実践したのが、高校や大学時代に所属していた野球チームの先輩を中心にあらゆる業界で活躍する100人へのOBOG訪問だ。
「直接人に話を聞く方が楽しいですし、正確な情報をたくさん得ることができます。シティの社員にも会ってみて、肌感覚で『ここは合う』って分かりました。実践して正解でした」

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