インタビュー

2014.12.01. UPDATE

朝日新聞社

“面白いことをやる”という価値観を貫き
メディアとしての新しいビジネスを創造したい

吉田 豊さん

広告第2部

吉田 豊さん 32歳

2005年に早稲田大学を卒業。「社会に影響力のあるビジネスに携わりたい」という、吉田さん自身が考える就職に対する価値観と合致する朝日新聞社に入社。入社から現在に至るまでビジネス部門の広告営業として、前例にとらわれない独創的な企画を提案し、数々の実績を残す

「前例にとらわれずに、誰もやっていない面白いことをやる。私の行動の根底には常にその意識があります」
自身の仕事への価値観をこのように語るのは、朝日新聞社のビジネス部門で広告営業を担当する吉田豊さんだ。ビジネス部門は同社の巨大なネットワークを生かし、広告やデジタル事業など、多角的なビジネスを展開することで、収益の最大化を目指すことがミッションだ。
「私が所属する広告局は、企業規模に関係なく、新人であっても自分が担当する企業は全て一人で任されます。責任はありますが、大手企業にも自由な企画提案を行えることが魅力です」
今でこそ、ユニークな企画を成功させ、数々の実績を残し続けている吉田さんだが、入社直後は、失敗の連続だったと言う。
「そもそも、どこに、どうやって、どんな提案をすればいいのかわからない。先輩たちは、培ったネットワークを生かして、出社と同時に担当企業や広告会社に出かけて行きますが、私は右往左往していました」
それでも、日々の営業を通して少しずつ成功体験が積み重なり、営業のコツをつかみ始めたと、吉田さんは振り返る。中でも、当時他紙と強固な関係を築き、朝日新聞への広告出稿が全くなかった、大手企業との出会いが、今の吉田さんのベースを形作るきっかけになった。
「担当になってすぐに、アプローチ先となるキーパーソンを見つけ、その方とどこでなら話をすることができるのかを探りました。その結果、毎週末に店頭で実施されるイベントに、顔を出していることがわかったんです。そこで、泥臭くてもやれることは全部やろうと心に決め、私も休日を返上してイベントに参加することにしました」

新たなビジネスを生む
スクラップアンドビルド

地道な努力が実を結び、広告出稿の依頼を受けることに成功。しかし、成果を出したこと以上に、顔を覚えてもらうために足を使う営業の本質を学べたという点で、この案件が吉田さんにとって重要な意味を持つ経験になったという。さらに、このとき培った人のネットワークが、次の新しい取り組みの誕生へとつながっていく。それが、昨年からスタートした『ダンサーズビジット』。有名アーティストと一緒に全国の中学校を訪問し、プロによるダンスレッスンを通してダンスの魅力を伝えていく、吉田さん発案の取り組みだ。
「中学校ではダンスの授業が必修化されたにもかかわらず、生徒にダンスをしっかり教えられる教員が不足しています。そこで、このプロジェクトを企画しました。面白いと思うことを生み出すという私の価値観が具体化した代表例です」
教育、健康、環境という3つの分野での社会貢献を掲げ、これまで以上に、積極的に新しい取り組みを推進している同社だからこそ、実現できた企画だ。
「スクラップアンドビルドを繰り返しながら、ダンサーズビジットのような新しい企画を実現していきたい。それが私の価値観にそったものであるというだけでなく、ビジネスモデルの変革期を迎えている当社にも必要なことだと思います。今後も私自身の価値観を貫き、前例やジャンルなど、あらゆる既成概念にとらわれることなく、新聞社としての新たなビジネスモデルを生み出したいですね」

学生時代の自分へ

社会や業界について
もっとよく知れ

社会や業界について
もっとよく知れ

社会に影響を与える仕事がしたいという思いから、広告会社や新聞社などにエントリーしていた吉田さん。しかし、当時は社会のことも仕事のことも知らず、ただ漠然と就職活動を行っていたという。興味のある業界や目標を持てずにいた当時の自分を振り返り、吉田さんは次のように語る。
「もっと社会のこと、会社のこと、そして仕事のことを学べと言いたい。世の中には色んなジャンルの仕事があることを知って広い視野を得ていれば、早いうちから仕事に生かせたかもしれないですね」

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